ARRANGE RECIPE .
そのままふりかけてザクザクと、
お湯で戻してふっくらと、
料理に混ぜてアンチョビのように。
気軽に使えて料理のバリエーションが広がります。
Tomato sauce
ユルグネ、ヘリング(以下ユルグネ)から出た塩気やうまみが
シンプルなトマトソースを引き締めワンランク上の味に。
どんな食材とも相性抜群。パスタ、ピザ、煮込み料理など。
<材料(2人前)>
・トマト缶…1缶 ・玉ねぎ…1/2玉
・にんにく…2かけ ・オリーブオイル…少々
・塩…少々 ・オレガノやローリエ…少々
・ユルグネ…7-8g(2スプーン程度)
<手順>
1.鍋にみじん切りしたにんにく、オリーブオイルを入れ
弱火でじっくり香りを出す。
2.みじん切りにした玉ねぎを入れ弱火で炒める。
3.トマト缶、ハーブ、ユルグネを入れ煮込む。
4.塩で味を整える。
ユルグネを最後に入れ、ザクザク食感を楽しむことも。
Bagna càuda
さながら「留萌のアンチョビ」とも呼べるユルグネを
じっくりオイルで煮ることで最高のソースに大変身。
糠の香りが鼻に抜ける一味違うバーニャカウダに。
お好みの野菜と一緒にお召し上がりください。
<材料(2人前)>
・にんにく…3かけ ・牛乳…適量
・塩…少々 ・オリーブオイル…適量
・ユルグネ…7-8g(2スプーン程度)
<手順>
1.にんにくを縦半分に割り、鍋に入れる。
2.にんにくが浸るまで牛乳と水(1:1)を入れ、弱火にかける。3.15分ほど煮てにんにくが柔らかくなったらザルにあける。
4.にんにくをつぶし、再び鍋に戻す。
5.オリーブオイル、ユルグネを入れ弱火にかけ混ぜる。
6.全体がなじんだら塩で味を整え完成。
Cheeze
ユルグネ≒アンチョビだと考えると、
チーズとの相性も言わずもがな。
シンプルにチーズのコクと糠鰊の香り、ザクザク食感の
マリアージュを楽しめる最高のおつまみです。
<材料(2人前)>
・お好みのチーズ…好きなだけ
(フレッシュ系のチーズと相性◎)
・ユルグネ…3-4g(1スプーン程度)
・黒コショウ、イタリアンパセリ、ディルなど…お好みで
・オリーブオイル…適量
<手順>
1.お好きなチーズをお好きなサイズにカット
2.ユルグネを少し小さめに砕いてのせる。
3.ハーブやスパイスを合わせてもおいしいです。
モッツァレラ、クリームチーズ、ブッラータなど
ミルキーなチーズと合わせるのがおすすめです。
白ワインもいいけれど、糠鰊の香りが強いので
赤ワインにも負けないおつまみになります。
Oil Pasta
トマトソースはもちろん、シンプルなオイルで仕上げる
パスタの主役にもなっちゃうユルグネ、ヘリング。
にんにくとの相性が抜群。
糠鰊の香りが強いので、レモンやパセリなど
清涼感のある食材をプラスすると◎。
<材料(2人前)>
・ニンニク…2かけ ・唐辛子…1-2本
・レモン…お好みで ・オリーブオイル…少々
・塩…少々 ・オレガノやパセリ…少々
・ユルグネ…7-8g(2スプーン程度)
<手順>
1.鍋にみじん切りしたにんにく、オリーブオイルを入れ
弱火でじっくり香りを出す。
2.ユルグネを入れ、オイルに香りを移す。
3.ほかの食材を入れる場合はこのタイミングで炒める。
4.パスタと合わせ、仕上げにレモンを飾る。
Ajillo
フリーズドライなのでアンチョビよりも使いやすく、
糠鰊の独特なうまみや香りが凝縮された
ユルグネで作るアヒージョは、
食材のおいしさをさらに引き立てます。
最後のオイルまで余すとこなく楽しんでください。
<材料(2人前)>
・にんにく…2かけ ・オリーブオイル…食材がひたるくらい
・唐辛子…1本 ・ユルグネ…7-8g(2スプーン程度)
・お好きな食材…好きなだけ
<手順>
1.小鍋にみじん切りしたにんにく、唐辛子(種を抜く)、
オリーブオイルを入れ弱火でじっくり香りを出す。
2.ユルグネを加え香りを油に移す。
3.お好きな食材を入れ、弱火でじっくり火を入れる。
4.バゲットを添えてどうぞ。
魚介、キノコとの相性が最高です。